感性に訴えかけるアプローチとは?

アート思考×人間科学×実践知。
これらを融合したものです。

感性アプローチはフィーリングや心の気づきを大切にしますが、 感覚的なものだけで終わらせることはありません。

見える世界が変われば、課題を見極める必要があります。

ゴール:目的が変われば、課題が変わるのは当然のことです。
新しい未来に向けて見極めた課題。 これを「真の課題」といいます。
そして真の課題を見極めたら、行動に落とし込む。

行動した経験からフィードバックすることで、リソースを得ることができる。 この繰り返しが、現実を変えていくのです。

意識改革から現実の創造までをサポートする。 その過程で私たちは、感性アプローチを用います。具体的には、感性ワークという体感メソッドを活用します。

私たちは答えを引き出すために問いをたて、マインドに検索をかけていきます。質問そのものはなんでもないことですが、その活用の仕方が違います。

A.「普通の質問」

  • 今の課題は何ですか?

B. 「構造的な質問」

  • 目指す姿はなんですか?
  • 現状はどのような状態ですか?
  • 目指す姿と現状のギャップはどのようなものですか?
  • ギャップを解消するための真の課題はなんですか?

C. 「体感を伴った問い」

  • 現状の枠を超えた新しい未来を言葉にすると?
  • 新しい未来があの椅子だと思って移動します。そこでのイメージや感情は?
  • 現状の椅子が後ろに見えます。そこに戻って、現状は何が起きているか?
  • 未来と現状を横の位置から見ます。メタ視点から見てギャップは?
  • あなたが取り組むべき真の課題は?

感性を刺激する問いと体感的なワークによって、 思考では見えなかった“答え”が、自然と浮かび上がってきます。

このような感性アプローチを駆使することで、より答えに磨きがかかります。 時に、頭で考えて導き出された答えとは違う、より腹の底から納得できる決断にいたることもあります。

こうして、感性と論理を行ったり来たりしながらマインドに刺激を与えることが、より本質的な選択と行動につながります。

こうした感性アプローチは、創造的マインドの強化にも活用します。
たとえば、感性ワークで出てきた「ヴィジョン」を、鮮明にするということもします。

人と組織には「心の枠」があります。
その枠を超えたゴールをアートな思考で描くのですが、それはまだ自分のものにはなっていません。

マインドのリアリティーが、十分ではないため、すぐに現実に「引き戻す力」が働きはじめます。
それほどに、人間の現状維持マインドは強力で、時に、マイナスの創造性を発揮することさえあります。

描いたばかりのヴィジョンは、鮮度な良いものの、すぐにリアリティーを失うので、五感と心で強化するのです。
その未来が、今の自分よりも「私らしい」と心底感じられるようにしていきます。

そうすることで、マインドは、そのヴィジョンを達成しようと、活性化するのです。
どうしても欲しいものがあると、その情報が飛び込んできやすくなりますよね。
そんな状態を意図的に作っていくわけです。

この手法の説明は、個人のセッションですが、例えばトップがこうして「創造的マインド」を強く持つことで、必要な人がそのエネルギーに集まってきます。

もし、組織全体の変革を望むなら、こうしたトレーニングを、セッションやワークショップを通じて、リーダー、スタッフと実施していくとよいでしょう。

組織は人の集まりなので、そこには組織のマインドがあります。
こうすることで、組織のマインドが創造的になるというわけです。

このような感性アプローチには、決まった型がありません。
もちろんコアとなるメソッドはありますが、その場その場の目的に合わせてアレンジしながら実施していきます。

私たちは、こうして人と組織の創造力を引き出していくわけです。

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