こんにちは。マインド資本化・岡田裕之です。
今日も、小さな気づきから未来を築くヒントをお届けします。
「変わらなきゃ。でも、変われない」
そんな声を、現場でも会議室でもよく耳にします。
たとえば、
トップやリーダーが「もっとアイデアを出せ」「新しいことに挑戦しろ」と促しても、
現場の空気は変わらず、日々が静かに流れていく。
なぜでしょう?
それは、人の“心”が置き去りにされているからです。
組織も人の集合体。変化は「内側」から起こる。
組織を変えるには、戦略や制度、スキルやテクニックなど、いろいろなアプローチがあります。
その中で、大切だけれど見落とされがちなのが、「心の変化」です。
心が変われば、
見えるものが変わる。
感じ方が変わる。
そして、行動が変わります。
だからこそ、
組織変革は「心」から始めるべきなのです。
変革のタイミングは、外からも中からも訪れる
大きな環境の変化が起きたとき。
時代の潮目が変わったとき。
業界の再編が起こった時など・・・
あるいは、
トップ自身が、未来のビジョンを見失ったとき。
組織の文化に変化がみられるとき、
内側外側でインパクトの大きな、
プラスマイナスの出来事が起きます。
そんなときこそ、現状の延長線ではなく、
まったく新しいゴールを描くことが求められます。
「逃げる」「固まる」「挑む」;選べる3つの反応
人も組織も、危機に直面すると3つの反応をとります。
「逃げる」――現実から距離をとる。
「固まる」――動かずやり過ごす。
「挑む」――変化に向き合い、一歩踏み出す。
どれも自然な反応です。
けれど、本当に未来をつくるのは、「挑む」という選択。
そして、挑むとは、マインドを変えること。
新しい現実を、自らの内側から創造していくということです。
感性アプローチ――五感で「ひらめき」を呼び起こす
では、どうすればマインドを変えられるのか?
私が提唱しているのが「感性アプローチ」です。
頭だけで考えるのではなく、
五感を使い、身体で感じ、内面から気づきをひらく。
言葉になる前の感覚に耳をすませることで、
本質的な変化がはじまります。
変革はトップから。次にリーダーへ、そして現場へ。
組織変革は、まずトップのマインドから。
次にリーダー層へ。
その波が、やがて現場に届いていきます。
逆は、ありません。
トップが変わらなければ、現場も変われない。
だからこそ、「心の変革」はトップの責任なのです。
創造的マインドの専門家・岡田裕之